タレント石原良純(60)が24日、フジテレビ系「ワイドナショー」(日曜午前10時)にコメンテーターとして出演し、父石原慎太郎氏について話した。

今年2月1日に日89歳で亡くなった、父親の作家石原慎太郎氏の散骨式が17日に神奈川県葉山の海で行われた。

良純は「ヨット仲間に見送られて行ったんですけど、おやじはどういう思いで見てるのかなと思いました。『人間は亡くなったら無だ』と言っていたので。でも、雨がザーッと降っていたんだけど、(慎太郎氏の弟の俳優)石原裕次郎という人は何かあると雨が降ったんです。おじさん、来ていたんだ。じゃあ、父も来ていたんだと思いました」と話した。

コメンテーターのニュースキャスター安藤優子(63)は「(慎太郎氏に)しょっちゅう怒られていました。実存主義について聞いたら『勉強して来い~っ』と言われました」と振り返った。

良純が「あれは、うちの父親のリズムなんですよ。言っても分からない人間には言わない。僕なんか、ずーっと無視されていたけど」と言うと、安藤は「そんなことないですよ。『良純が一番レベルが高い』と目をかけていましたよ」とフォロー。

良純は「僕が1番なんて、うち(石原家)のレベルが下がるじゃないですか」と苦笑した。