演歌歌手氷川きよし(44)が23日、公式サイトに動画コメントをアップし、声帯ポリープの治療を終えたことを報告して回復をアピールした。

声帯ポリープのため、しばらく安静が必要との診断を受けたと発表したのが3月4日。同月に予定されていた全国コンサートツアー公演を中止・延期し、4月6日に都内で行われた「第21回長良グループ 夜桜演歌まつり」でも歌唱はせず、トークのみの出演だった。

映像では「声帯ポリープのためにお休みをさせていただきまして、大変ご心配をお掛けしまして、申し訳ありませんでした」とあいさつ。「励ましのお手紙やメッセージをたくさんちょうだいしまして、その真心に感謝の気持ちでいっぱいでございます」とファンの激励に感謝した。そして「無事に声帯ポリープ切除の手術も終わりまして、もうすっかり回復致しまして、コンサートツアーも再開しております」と活動復帰したことを報告した。

全国ツアーは今月22日の奈良公演から再開。6月からは東京・明治座など全国4大劇場での座長公演「氷川きよし特別公演」がスタートする。

まもなく稽古が始まるといい、公演第1部の芝居について「現代から18世紀のフランスにタイムスリップしまして、私、子門慧音(シモンケイト)が大活躍するんですが、いろんな人物に変装します。私自身とても楽しみにしているお芝居です」と期待を膨らませた。また第2部のコンサートについても「演歌、ロック、ポップスと、エンターテインメントの世界を幅広い世代の皆さんに楽しんでもらいたい」と語った。また「劇場公演というとテーマパークだと思うので、いろんなものをプロデュースさせてもらったりとか、ワクワクする時間を皆さんにご提供させていただきたいなと今、考えています。皆様にお会いするのを楽しみにしています」とアピールした。

特別公演は6~9月まで、東京・明治座、大阪・新歌舞伎座、福岡・博多座、愛知・御園座で上演する。 氷川は来年1月以降、歌手活動を休んでリフレッシュする時間を設けると発表している。期間は決まっていない。