【スイス・ジュネーブ23日(日本時間24日)発】悔しい連敗スタートだ。カーリング混合ダブルス世界選手権初日、1次リーグが行われ、日本代表の松村千秋(29=中部電力)、谷田康真(27=コンサドーレ)組は、エストニアに7―9で敗戦。初戦のイタリア戦に続き、黒星を喫した。

 昨年12月の北京五輪最終予選では1次リーグで敗退。リベンジを目指す中で「8強入り」を1つの目標に掲げている。エストニア戦は第1エンド(E)に2点を先制すると、前半戦を4―3で折り返す。さらに、第5Eにも2点を追加したが、第6Eに大量5失点。第7Eにも1点を奪われ、万事休すとなった。

 初日から苦しい戦いを強いられた日本代表。松村はイタリア戦後に「よかったところ、悪かったところをどれだけ修正し、伸ばしていけるか。それを今日中にできることはプラスだと思う」と語っていたものの、終盤にほころびが出てしまった。

 とはいえ、まだ大会は始まったばかり。ここから巻き返したいところだ。