ブルージェイズ・菊池雄星投手(30)は24日(日本時間25日)に敵地ヒューストンでのアストロズ戦に先発して3回2/3を3安打4失点(自責点2)、4三振、5四球だった。

 打者20人に77球。勝敗はつかなかった。加藤豪将内野手(27)は7回から一塁の守備に就き、9回は四球だった。チームは延長10回、7―8でサヨナラ負けした。

 3度目の先発マウンドも白星は遠かった。初回先頭マコーミックにいきなり二塁打を打たれ、犠打の後に3番ブレグマンに四球を与えるも後続を打ち取り無失点と踏ん張る。

 2回は先頭タッカーをスライダーで空振り三振に仕留めたが、四球と味方失策で一死一、二塁のピンチ。続くマルドナドをフルカウントから四球で歩かせ満塁とすると、マコーミックに遊撃内野安打を許し1点を先制される。2番ブラントリーは空振り三振に打ち取ったが、ブレグマンに押し出し四球で2点目を献上した。

 3回は三者凡退で片付けてリズムをつかんだかと思われたが、4回には二死一塁で、ブラントリーに真ん中高めに置きに行ったような90マイル(約145キロ)のカッターを右翼席へ運ばれ、ここで交代となった。

 チームは6回にコリンズの3ランで5―5の同点に追いつき、黒星は消えた。結局、サヨナラ負けして登板3試合でチームは3連敗。次回登板はチームに白星をもたらすことが最優先だ。