アイドルグループ「ふぉ~ゆ~」の福田悠太(35)と俳優・室龍太(32)が25日、舞台「ボーイング・ボーイング」(5月14~29日、東京・自由劇場、6月3~5日、京都劇場)のオンライン取材会に登場した。

 同作は世界中で何度も再演された大人気コメディー。田舎から出てきたモテない男・ロベールを演じる福田は「僕は東京生まれ東京育ちのシティーボーイなんですけど、田舎臭いとか運動神経悪くてどんくさいと言われる。モテないですし、普段の自分らしくいられる。気負いせず楽しめそう」とにっこり。

 一方で、モテ男のベルナールを演じる室は「普段通りモテモテの役なので…」と話したところで、間を置いてツッコミ待ち。福田が「何でやねん!」とツッコむと「真逆ですね。僕もまったくモテないですし人見知りなので、モテモテは想像の世界ですけど、稽古に入ってみて僕が思い描いてる爆モテとは違う感じ。楽しんでやらせてもらってます」と話した。

 コメディーとあって、室は「お客さんの笑い声が聞こえるとうれしい。黄色い声援より笑い声ですね。キャーという声は何年も聞いてません。みんなが笑顔なんやとすぐにわかるので、笑い声の方がうれしい」と意気込み。

 福田は「普段『ふぉ~ゆ~』で活動してるんですけど、アイドルとして登場して一番最初に黄色い歓声が上がるはずのところが、笑い声から始まるグループ。存在自体が喜劇なのかと思ってて、僕も喜劇やコメディーやりたかった。福ちゃんて呼ばれてるんですけど、福ちゃんでしか見れないコメディーの面白さを感じてもらえたら」と語った。