AKB48チームKが25日、東京・秋葉原のAKB48劇場で「逆上がり」公演の初日公演を行った。

この日の初日公演には新キャプテンの田口愛佳(18)をはじめ市川愛美(22)下口ひなな(20)高橋彩音(24)服部有菜(21)茂木忍(25)山内瑞葵(20)山邊歩夢(20)の8人が出演。09~10年に、大島優子、秋元才加、宮澤佐江ら当時のチームKが行っていた同公演を、AKB48では12年ぶりにリバイバルした。

公演前に公開ゲネプロに臨んだ田口は「新しいチームKとなって、違う一面を見せられればと思いました。この公演をやったことがあるメンバーもいなかったので、レッスンからみんなで参加できて、コミュニケーションもとれます。個性も出ると思いますし、青春も感じられると思います」と明かした。

13年の第1回ドラフト会議でチームKに指名されて以降、チームK一筋の下口は「これまで経験したことないようなチームKになるかもしれません。今までのチームKの固定概念をぶち壊してほしい」。初のチームK所属となった山内は「ずっとチーム4だったので、なじめるかな? と思ったんですけど、チームKの温かさを感じていて、明るくハッピーな感じになれます」と笑顔を見せた。

またセクシーなユニット曲「抱きしめられたら」を担当する高橋は「かっこいい曲やセクシーな曲苦手で不安はあったんですけど、(同じチームKの武藤)十夢さんから『もっと“エロい”感じでもいいよ』とアドバイスしてくれました。もっと研究していきたいです」と話した。

AKBの各チームの中でも、チームKは代々”体育会系”なイメージがついてきた。新たにチームに加わるメンバーに、市川は「(他のチームに比べて)決まり事に厳しいかも…。暗黙の了解がたくさんある。そこだけ守っていれば…」と珍アドバイス。すかさず茂木は「ねちねちした感じではなく、”体育会系”な感じなので…みんな素直な感じで過ごせば楽しくなるはず」とフォローしたが、「でも差入れはすぐかっさられる」と指摘。市川が「名前を書いてあっても食べられる時も…」と明かすと、茂木は「いざとなったら『峯岸』と書いておけば…。簡単に人には食べられない名前を書いておくという裏技があります!」と明かして、笑わせていた。