タレント武井壮(48)が26日、次世代繊維「ピエクレックス」のブランドアンバサダーに就任し、都内で行われた発表会に登場した。

人の動きを電気エネルギーに変えて抗菌力を発揮する、環境に優しい繊維。環境省サステナビリティ広報大使も務めている武井は「アスリートをずっとやってきて、運動量を資源にして地球に還元できたらとてつもないエネルギーになると考えていた。運動すればするほど地球環境にプラスになるという、夢のような第1歩」と話した。

衣類の廃棄を減らすエコの意識について、「ワードローブの中で『これ必要かな』と考えるようになった」。トレードマークのタンクトップは、1カ月30枚を使い回しているという。「荒くれ者が着るイメージがあるが、繊細で薄いので毎日着て毎日洗濯するとすぐ痛んで着られなくなる。30枚用意すると、中29日で全部新鮮なものを着られて、耐用年数が長くなると気付いた」とした。

地球環境のため、スポーツ界にもできることに言及。「紙のチケット、ポスター、パンフレット、観客席のシートのプラスチックやトレーニングウエアなど、環境に優しい素材に変えていけたら、CO2削減にもなる」と語った。