李闘士男監督(57)、二宮芽生(29)らが、26日、都内で、「MIRRORLIAR FILMS Season3」完成披露上映会に登壇した。

年齢や性別、若手とベテラン、メジャーとインディーズの垣根を越えて”変化”をテーマに短編映画を製作し、オムニバス形式で公開するプロジェクト。

二宮は李監督作「ママ イン ザ ミラー」の主演を務める。同作は自閉症の息子を持つ、シングルマザーの奮闘を描いた作品。李監督は「本当にやりたくなくて、逃げまくっていたんですけど…」とあいさつし、笑いを誘った。また、「見る人は大変だと思う。一つ目終わったら、深呼吸してから二つ目を見ないと」と観客に伝えた。主演の二宮は「4日間、三島で撮影して、地元の方もエキストラとして参加してくれて、交流を持てたので楽しかったです」と笑顔を見せた。

「監督は孤独なのでは?」という質問に、李監督は「現場で声つぶれて、孤独じゃなく古今奮闘です。大声で叫んでました」と会場を笑わせ、「うちの現場セクハラ、パワハラあった?」と二宮に聞くと、二宮は「パワハラしかなかったかも…」と作品のネタバレをにおわせた。

この日、参加できなかった松居大悟監督らはメッセージを寄せた。また、登壇予定だった渡辺大知(31)は新型コロナウイルス濃厚接触者となり、急きょ欠席となった。渡辺も「徐々に皆で完成させていった過程はこの上なく幸せでした」とメッセージを寄せた。

ほかに、村岡哲至監督(36)藤原季節(29)夏子(25)も登壇した。