TOKIOの城島茂(51)、国分太一(47)、松岡昌宏(45)が、日本テレビが実施する持続可能な取り組みを提案し、今できることを考えるキャンペーン「Good For the Planet(グップラ)ウイーク」(5月29日~6月5日)のパーソナリティーに2年連続で就任することが26日、分かった。同期間ではSDGsの17項目を中心テーマとした企画に同局系各番組が取り組む。

3人は同局系人気番組「ザ!鉄腕!DASH!!」(日曜午後7時)内の企画で漁業や農業を経験。公私にわたって“地球にいいこと”を実践している存在として2年連続の任命に至った。

城島は「2年連続ということで責任重大だなという気持ちもありますけれども、本当に『グップラ』なことをこのWEEKを通じて皆さんに伝えていければと思います」と意気込んだ。国分も「『グップラ』なことについて皆さんに教える、というよりは、僕らももっと学んでいきたいという気持ちでやらせてもらっているので、今度はどんなことを学べるのか、すごく楽しみにしています」と語った。

松岡は昨年の経験を振り返り「自分自身も知った上で行動していく、その1つ1つの積み重ねって、本当に大事なんだな、知ることがまず大事なんだなというのが、去年パーソナリティーをやらせてもらった感想です」と語り「今年も、押し付けるのではなく、皆さんと一緒に『グップラ』なことを当たり前にしていければいいなと思います」と力を込めた。

昨年からの変化についても答えた。城島は「身近なところでは、以前は、お店で『紙ストローを使用しています』という注意書きがあったけれど、最近では紙のストローが普通に使われていて、『あ、紙なんだ』と気づくというようなことが増えたなって感じがします」と話した。国分は「ゴミをできるだけ出さない、増やさないということを、当たり前に気にすること自体、徐々にみんなの意識が変わってきているんじゃないかなと思います」と手応えも口にした。

95年から25年以上続く「ザ!鉄腕!DASH!!」内では「福島での米作り」「DASH海岸での干潟再生」「新宿ビル屋上での生態系作り」「捨てちゃう食材で0円食堂」などをさまざまな活動を経験してきた。松岡は「農作物を作っている時は、肥料を全部手作りで作っていたりもしたので、そういうことはきっと『グップラ』に近いものがあるんじゃないでしょうか」と口にし、城島も「師匠たちに教えてもらって、例えば、自然由来のものを使って、虫には効果あるけれど体には優しい除虫剤を作ったり、そういう『グップラ』なことを実は昔からやっていたんですよね」と振り返った。

3人は普段の生活でも環境などへの配慮に気を使っている。城島は「例えばゴミ分別に関して、もともとやっていたところから、さらにもう1歩細かく考えたりということは改めて心がけるようになりましたね」と語った。国分は普段からエコバッグを愛用しているといい「忘れる時もあるけれど、忘れた時に『エコバックを忘れた!』って思えるようになったというだけでも、当たり前のようにポリ袋を使っていた生活が変わってきているのかなと思います」。

松岡は「前々からそうなんですけど、消費期限が近くて値引きされている商品というのは、お得だし、今日食べるものだったらそれでいいなって。僕の中では値引きコーナーには宝物がいっぱいあります」と笑い「それ以外にも、フードロスは意識しているので、今日中に食べるものしか買わないということは実践しています」と話した。

3人のほか、キャンペーンのサポーターに指原莉乃、佐藤栞里、お笑いトリオ、東京03が就任することも発表。テーマソングはSDGsの取り組みも積極的に行っている英国の人気ロックバンド、Coldplayの「My Universe」に決定。今後は同キャンペーン公式SNSなどでも企画を行っていく。