北京五輪でフィギュアスケートアイスダンス銀メダリストのビクトリア・シニツィナ(26)が、26日に開催された式典に出席してウラジーミル・プーチン大統領との面会が実現したことを興奮した様子で報告した。

 シニツィナは自身のテレグラムで「本日、第25回北京冬季五輪のメダリストとして、国家の賞を授与されました。五輪の氷上で演技をすることと、大統領と目と目を合わせて話せるなんて…。どちらがよりエキサイティングなことなのかさえ、もう分からないわ」と投稿。念願のプーチン大統領との面会が実現し、その〝オーラ〟に大興奮しながらその喜びを語った。

 ロシアメディア「OSN」などもシニツィナとプーチン大統領との面会を取り上げて「会談での〝感動〟を報告した」と大々的に報じた。

 ウクライナ侵攻に対する制裁が広まる中で、ロシアのスポーツ界でも制裁から逃れるために国籍を変更する動きが出ているが、ほとんどのアスリートはシニツィナのようにプーチン大統領への忠誠を誓っているのが実情のようだ。