女優芦田愛菜(17)が、27日、都内で、映画「メタモルフォーゼの縁側」世界最速上映会イベントに出席した。

同作は2017年から連載され、多くの漫画賞を受賞した鶴谷香央理氏による原作漫画の実写化。ボーイズ・ラブによって繋がった、17歳の女子高生と75歳の老婦人、年の差58歳の友情と挑戦が描かれている。

女子高生を演じる芦田は「2人の関係性を見ていて、友達になるのに年の差なんて関係ないんだなと思ったし、好きな物を好きだと言うのも年齢なんて関係ないなって思いました。2人の姿が温かくて、ほほ笑ましくて、明日も頑張ろうと思わせてくれる作品で、すごく好きだなと思いました」。

この日は、宮本信子(77)なにわ男子の高橋恭平(22)狩山俊輔監督も出席した。芦田と宮本は2011年に公開された映画「阪急電車 片道15分の奇跡」で共演している。宮本は「愛菜さん、こんなに小さかったんですよ。それからいい娘さんになられて、こういうご縁で、良い映画で共演できて。本当にそれがあったからこそ、うまく芝居が出来たと思っています」と当時を振り返った。

芦田は「この映画の魅力は、映画を見ている私たちもこの映画に包み込んでもらえること、自信が持てない自分とか好きなことにのめり込んでいく自分を受け止めてくれるような気がしています。すてきな日々が待っていると思わせてくれる作品です」とアピールした。

同作は6月17日から全国公開される。