ジャニーズ事務所の人気グループ「Snow Man」の目黒蓮(25)が、映画「わたしの幸せな結婚」(来年春公開予定)に初主演すると発表された。ただ原作ファンからは疑問の声が上がっている。

 目黒の映画単独初主演となる今作は、同名の小説と漫画が原作。明治・大正期の雰囲気が漂う架空の時代が舞台となっており、目黒が演じるのはとてつもない美貌の持ち主で、冷酷無慈悲と言われている久堂清霞。名家に生まれながらも、家族に虐げられてきたがゆえに自信がないヒロイン・斎森美世を演じるのは今田美桜だ。

 当然、目黒のファンからは「楽しみすぎる」と期待する声が出る一方、原作ファンからは「目黒が主演?」と不思議がる声も出ている。

「無理もありません。原作では今田が演じる美世が主人公であり、ヒロインではないからです。主演が今田、もしくは今田、目黒のW主演というのであれば納得ですが、目黒が主演ということで物語が変わるのではないか、と危機感を覚える原作ファンは多いです」(芸能関係者)

 強引な手法だがこうなったのは、「目黒は主演格」ということを印象付けるためのジャニーズの戦略と言われている。「目黒は木村拓哉が主演したドラマ『教場2』で脇役として出演しています。ただ若手俳優陣との共演となれば、話は別です。主演は譲れないのです。主演を張れる俳優に育ってほしいとジャニーズの期待もあるのだと思います」(芸能プロ関係者)

 目黒はヒットに導くことができるか。