数々の女性問題を起こしたお笑いコンビ「さらば青春の光」の東ブクロ(36)が27日、朝の生番組「ラヴィット!」(TBS系)に出演した。

 水曜レギュラーだった「見取り図」の盛山晋太郎の代わりに登場。相次ぐ女性トラブルにより〝最も朝にふさわしくない〟と言われていた芸人が画面に現れると、ツイッターのトレンドランキングには、一時「#ラヴィット」「東ブクロ」が1位と2位を独占するほどだった。

「天竺鼠」の瀬下豊が女性問題により活動休止に追い込まれるなど、芸人にも清廉潔白さが求められる中、東ブクロは謹慎せずに活動を続けている。地上波バラエティー番組にも出演するなど、なぜかノーダメージでここまでやってきたが、それでも朝の情報番組はさすがにハードルが高いと思われていた。

「ラヴィット!もそうですが、メインの視聴者は女性です。当然、女性にだらしない芸人が出演できるわけもなく、スポンサーもNGとなることがほとんど。だからこそ東ブクロがラヴィット!に出たのは革命的なことなんです」(テレビ局関係者)

〝朝ブクロ〟が実現した理由について、業界ではコンビの相方で、事務所の社長を務める森田哲矢の存在が大きいと指摘する。東ブクロが出られない時は、ピンで存在感を示してきた。

「昔はとがったイメージで、マネジャーやスタッフとよくぶつかっていた森田だが、最近は事務所の社長として腰も低くなってきた。テレビ局のスタッフともうまく付き合うようになった。それでいろいろ問題があった東ブクロを使ってもらうように努力したのでしょう」(前同)

 あまりにも大きなインパクトを残した、東ブクロのラヴィット!出演だった。