井ノ原快彦(45)主演のテレビ朝日系刑事ドラマ「特捜9 season5」(水曜午後9時)の第4話が27日に放送され、平均世帯視聴率が10・9%(関東地区)だったことが28日、ビデオリサーチの調べで分かった。平均個人視聴率は6・1%だった。

井ノ原演じる警視庁捜査一課特別捜査班(特捜班)主任・浅輪直樹をリーダーに、個性派メンバーがぶつかり合いながら事件解決に挑む人気シリーズ。新キャストとしてSnow Man向井康二が加入した。

第4話では…

ある日、マンションの一室で男性の撲殺遺体が発見された。被害者は有名出版社の編集者・郷田次郎。彼の婚約者が、売れっ子小説家の真琴(市川由衣)との報道があっため、マンション入り口にはマスコミの姿が…。

遺体の第1発見者である真琴の家政婦に国木田班長(中村梅雀)と小宮山志保(羽田美智子)は事情を聴くが、真琴に頼まれてここに来たらしい。やがてタクシーで、真琴とアシスタントのアヤコ(森田想)が現場に到着。真琴はアヤコにタクシーで待つよう指示し、ひとりでマンションに向かうも、報道陣に囲まれる。雑誌記者の小早川泉(小島藤子)から「あなたの運もここまでですか?」という意味深な言葉を投げかけられるのだった。

浅輪(井ノ原)らから話を聞かれる真琴だが、被害者の婚約者であるという報道を一蹴。その後も、冗談ではぐらかすような態度を続けて、特捜班をけむに巻き、マンションを後にする。そこにやってきた高尾由真(深川麻衣)によると、殺害現場からは指紋が見つからず、被害者のスマートフォンが消えていることが判明。浅輪は、食器棚の下から破られた原稿用紙の紙片を見つけた。

やがて、真琴が18年前に起こった、女子大生練炭死亡事故の唯一の生存者であることが判明した。記者の言った“運”とも関係しているのか!

その後、被害者は近々独立し、真琴とプロダクションの設立を計画していたこと、浅輪が見つけた紙片が、真琴が好んで使用していた原稿用紙と同じメーカーのものであることが発覚した。