「ジャンボ鶴田23回忌追善興行」(5月31日、東京・後楽園ホール)の追加カードが28日に発表され、鷹木信悟(新日本プロレス)、X組が、青柳優馬、青柳亮生組(ともに全日本プロレス)とタッグマッチで激突することが決まった。

 発端は新日本と全日本の選手が参戦した16日の後楽園ホール60周年記念興行「還暦祭」だ。8人タッグマッチ(真壁刀義、本間朋晃、優馬、亮生組VS内藤哲也、鷹木、高橋ヒロム、BUSHI組)の試合後、優馬が「鷹木信悟! もう一度、俺とやらせろ! 鷹木信悟! 俺ともう一回勝負してくれよ!」と呼びかけていた。

 これを受け大会実行委員会名誉会長のスタン・ハンセン氏から実行委員会に緊急提案があり、今回のカードが決定した。

 鷹木は実行委員会を通じて「還暦祭で対戦したでかい方の青柳は、クソ生意気だったな。試合が終わってから突っかかってくるなら試合中にもっと暴れてみろって。コメントも見たら、内藤には哲ちゃん呼びで俺に対しては鷹木信悟と呼び捨てだったな。おいおいおい! リスペクトがないヤツは後悔することになるぜ。また俺と戦いたいだと? 生意気な若者は大好物だから、きっちり俺が料理してやる。せっかくでかい方が兄で、小さい方が弟と覚えたばかりだか、再戦するにはいいタイミングだな」とコメント。

 さらに「俺は新たにKOPW2022というタイトル保持者となった。青柳兄弟も何かしら手土産を持ってこんかい」と要求した。

 なお、パートナーの「X」について鷹木は「同じLIJ(ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン)のパレハとは限らないぜ。俺もさまざまなリングで戦ってきたから幅広いネットワークを見せてやる。とっておきのパレハだ。普通に差が出るぞ(笑い)」とした上で「尊敬する同郷の大先輩であるジャンボ鶴田さんの名に恥じぬよう、とことん暴れ狂ってやる」と力強くコメントした。