〝少年革命家〟でユーチューバーのゆたぼん(13)が〝断髪式〟を行った。28日、自身の公式ユーチューブチャンネルを更新し、5年以上伸ばしていた髪の毛をカットするシーンを公開した。

 ゆたぼんは後ろ髪を伸ばした長髪がトレードマークになっていた。伸ばしていたのは、小児がんや先天性の脱毛症、事故などで髪を失ってしまった子どもたちに医療用のかつらとして、提供するヘアドネーションのためと公言していた。

 ところが、そんな事情を知らなかったのか、「ナイツ」の塙宣之(44)は今年2月にラジオ番組で「ヤンキーみたいに金髪で襟足伸ばして」とネタにしたことで、ゆたぼんは「バカにしたり、からかったりするような老害になったらアカンで。ナイツの塙とかいうのが、俺の知らんところで、髪形のことをディスってたらしいねんけど、こんなのになったらホンマに終わりやからな」と怒りをあらわにしていた。

 さらにネット上では「ヘアドネーションのためなら髪を染めるな」との批判にもさらされたが、ゆたぼんは「前髪しか染めてない。ヘアドネーションする後ろ髪は染めてへんちゅうねん。傷んだ髪の毛は切ってるし」とイチャモンの連続にほとほとあきれ果てていた。

 騒動があった矢先で、ゆたぼんはヘアドネーションのためにカットを決断。提供できるのは31センチが目安となる中、5年以上も伸ばしていたゆたぼんの髪は75センチにもなっていた。

 バッサリと切って、短髪となったゆたぼんは髪の毛を手に「これを送って、病気で髪の毛をなくなってしまった人に寄付したい。いいことしようと思って、やっているのにバカにしたりとか、からかったりするのはホンマにあかんで。届いた人を元気にしたい。髪の毛という漢字は長い友達と書いて、髪の毛やから、みんなも大切にして」と呼びかけた。