フランス1部パリ・サンジェルマンのマウリシオ・ポチェッティーノ監督が注目発言だ。フランス「レキップ」など複数の欧州メディアによると、去就が注目されるFWキリアン・エムバペと自身について「来シーズンも100パーセント、このクラブに残るだろう」と語った。

 6月いっぱいで契約を満了するエムバペを巡っては、今夏にフリーでスペイン1部レアル・マドリードへ移籍するとの見方がもっぱらだ。ただ正式決定はしておらず、残留説も消えていない。一方、自身はリーグ制覇を果たしたものの、優勝を目指した欧州チャンピオンズリーグは決勝トーナメント1回戦でRマドリードに敗れ、今季限りで解任される可能性もあり、かつて指揮を執ったトットナム復帰も報じられた。

 それでもポチェッティーノ監督は残留宣言の意図について「クラブとの関係やコミュニケーションは良好だ。もちろん、その時の状況によって変わることもあるが、現在のことだけでなく、将来のことを考えるというこの仕事の責任感を持って、我々はハードワークを続けている。私とエムバペが残留するというのが、今の私の感覚であり、今言えることだ。それ以外のことは言えない」説明した。

 根拠は希薄とはいえ、この信念がエムバペ残留、そして自身の続投につながるのだろうか。