川口オートのSG「第41回オールスター・オートレース」は29日、準々決勝戦を行った。

 湿走路の11Rは4着と、追い不発に終わった鈴木圭一郎(27=浜松)。今節は雨での動きはいまひとつ。「雨用にセッティングはしたけど、ブレーキが甘くて」とマシンの感触は良くない。「新品ヘッドに替えたけど、雨でハッキリしない。クランクケース、ロッドを替えて組み直し、晴れの練習で乗りながら動きを確認したい」と整備に着手、立て直しを図る。30日の準決勝戦、試走の動きに注目したい。

 また、この日12Rで出場した青山周平(37=伊勢崎)も追い切れず4着に終わった。「雨は初日より乗れたが(水が)たまってしまって、うまく乗れなかった。雨は乗り手の問題」と反省した。「エンジンはクランクケースを交換した。いい部分も悪い部分もあるので、考えて調整していく」と、こちらも修正し準決勝戦に臨む。

 しっかり仕上げて、11年連続のオールスター優出を決めたいところだ。