女子プロレス「スターダム」29日の大田区大会に、ユニット「カラーズ」(SAKI、清水ひかり、網倉理奈、桜井裕子)が電撃登場した。

 第4試合終了後だった。6チーム参加の6人タッグガントレットマッチを制した「コズミック・エンジェルズ(CA)」の中野たむ、白川未奈、ウナギ・サヤカがマイクアピールをしている最中に、カラーズの4人がリングに姿を現した。

 SAKIは「CAさんは強くてかわいくてキラキラしているし、ダンスもできる。カラーズはCAさんと試合がしたくてここに来ました。私たちと対戦してください」と手を差し出した。

 すると、ウナギが「お前ら誰だ? うちらが査定してやってもいいけどな」と返答するや、白川は「試合をしてもいいですけど、私たちが勝ったらCAの練習生になってください。ちなみにダンスの課外授業があるよ」と続いた。

 SAKIは「それを飲むので、私たちが勝ったらカラーズの候補生になっていただいてもよろしいでしょうか」と受諾し、SAKIと中野が小指を結んで約束を交わした。

 昨年末に「アクトレスガールズ」が活動休止したことに伴い、カラーズの4人はユニットとして各団体で活動。SAKI&清水は、アイスリボンのインターナショナルリボンタッグ王座を保持する。

 また、15日の後楽園ホール60周年大会「還暦祭」では、メインの6人タッグ戦でスターライト・キッドがSAKIに勝利していた。

 新たな外敵の登場で、ますますスターダムマットが活性化しそうだ。