中日は30日の広島戦(バンテリン)に4―2で勝利を収め、連敗を3でストップ。勝率を5割に戻した。

 立浪監督は1番にルーキーの鵜飼航丞外野手(22)、2番に岡林勇希外野手(20)、3番に石川昂弥内野手(20)と期待の若手選手3人を上位打線に起用した。「昨日打てなかったんですけど、打てないんであれば、将来楽しみな選手をどんどん早い打順に入れて。うまくいかないことも多いと思う。その中で必死に結果出す姿を見ていきたいと思います」と指揮官はその意図を説明。岡林が3安打1盗塁、鵜飼が1安打1四球、石川昂も2点目となる犠飛を放つなど、3人とも期待に応えた。

「打てる打てないは当然あるし、なかなかそんな簡単に結果出るものではない。ただ『必死な姿勢だけは見せろ』と今日試合前に伝えました。まだまだレギュラーじゃないんでね。打てなくても元気がなかったり自信がなさそうな姿を見せたら使わないとはっきり試合前に言いました」と立浪監督。若手選手を積極的に起用しながら上位進出を狙う。