楽天・西川遥輝外野手(30)が30日のソフトバンク戦(楽天生命パーク)で起死回生の一発を放ち、チームを勝利に導いた。

 あと一死で試合終了だった9回、相手守護神・モイネロの直球を捉え、右翼席に運ぶ同点の5号3ラン。試合を振り出しに戻し、延長11回のサヨナラ勝ちを呼び込んだ。

 サヨナラ打を放った主砲・浅村とお立ち台に上がり「(打った瞬間は)ワケが分からなかったです。ここまで、できすぎている。(本塁打は)もうないと思うので浅村さんに任せておきます」と〝西川節〟でスタンドを沸かせた。

 この日は5回にも千賀から2点タイムリーを放っており、5打点の大暴れ。ソフトバンク戦は4試合で打率3割8分9厘、3本塁打、11打点の大活躍となっている。