3年目の阪神の右腕・西純矢投手(20)が、1日の巨人戦(東京ドーム)で今季初先発のマウンドに上がる。

 昨季、プロ初勝利を挙げた期待のホープは今季、ファームで3試合、18回3分の2イニングを投げ、防御率1・45と安定した投球を披露。昨オフから取り組んできた、テークバックをやや小さくコンパクトにした投球フォームに手応えを感じているという。

 初めての東京ドームは中学生の時。「侍ジャパンの試合を観に来ました。ドームなので声がこもるというか、応援もすごかったのを覚えています」と、声援が〝はね返る〟ドーム球場特有の臨場感に圧倒されたという。

 テンションの高まりはプロになっても変わらず「気持ち的には、緊張というよりすごくワクワクしていて早く試合が来てほしいなという気持ち」と、出番が待ちきれない様子。登板前日までにマウンドからの景色や傾斜も確認した右腕は「いい状態が続いているので、この状態のまま試合に入っていけたら」と自信を持ってG打線斬りへと向かう。