お笑いコンビ、ラランドとさらば青春の光がこのほどYouTubeで公開したコラボ「記者会見」に「記者役」として出演した。動画は多数のスキャンダルに見舞われたラランド・ニシダ(27)が謝罪会見を開く設定。現役芸能リポーターの長谷川まき子さんらとともに、イヤホン越しにさらば青春の光の指示を受けながら会見するニシダを追及する報道陣を演じた。両コンビとも個人事務所所属の売れっ子で、テレビだけでなく、YouTubeでも斬新な企画を次々と展開して人気を得ている。今回、記者役として垣間見た、その人気の秘訣(ひけつ)とは…。以下「もし、本当の会見だったら」と仮定して書いた、ラランド“謝罪会見”のリポートです。【佐藤成】

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ラランド・ニシダは、3股交際、未成年淫行、先輩芸人妻略奪、事務所資金の横領、闇営業などの疑惑が一斉に報じられた。一連の週刊誌報道について、ニシダの所属事務所の公式サイトでは、内容をおおむね認め謝罪。そのニシダが30日、都内で謝罪会見を行った。冒頭こそ「申し訳ございませんでした」と頭を下げたが、会見が進むにつれて態度が一変。誠実さは皆無で、開き直って記者に暴言をはくなど前代未聞の会見となった。深刻な遅刻癖など“クズキャラ”として知られるニシダはついに、当面の活動を自粛する…。

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-闇営業疑惑について

ニシダ やっているわけないだろ!(急に大声) やっているわけないだろ! 闇営業は。やっているわけないだろ。やっているわけないだろって言っているんだよ。誰が言っているんだよ。やっているわけないだろ。やっているわけないだろ、人として終わりだろ、そんなことしたら。やっているわけないだろ(声を荒らげて逆ギレ)。

-公式サイトでは、報道を認めて謝罪しているが

ニシダ 知り合いのヤクザ呼ぶぞ? そんなに言ってくるんだったら、知り合いのヤクザ呼ぶぞ(記者をどう喝)。闇営業はやっていない。終わりだ、そんなことしたら、人として。闇営業は本当に終わり。本当に言っていいことと悪いことあるぞ。不貞行為とかさ、寝取りとかそういうのはいいけど。

-記者がしつこく追及

ニシダ お前も折れねえな。やったよ。お前よ、本当に折れねえな。やったよ。負けたよ、おれも。全然折れねえんだもん、お前が(主張を一変させて認める。受け取った金銭は350万円以上400万円以下だという)。

-活動休止の期間について

ニシダ 逆にどうしてほしいですか?(逆質問) 記者の方は言ってきますけど、ぼくの未来はあるんですよ。記者の方はそうやってぼくを追い込んで、どうしたいですか。何が望みですか? そうやって人の不幸をさらしあげて。どうしてほしいんですか?(必死に意見) 1年ですか?ハイかローで答えてください。ハイですか? ローですか? そこは決められない? じゃあローで(最後はハイローに結びつけておふざけモードに)。

ニシダ わかりました。ぼくの、あの、ぼくが(ビート)たけしさんが好きなんですよ。あの方も結構いろいろあったと思うんですけどスキャンダルとかも。なので、尊敬するたけしさんの、大好きなタップを見てもらってもいいですか?(急に壇上でタップダンス披露。一度退場した後、戻ってきてサーヤの頭を無理やり下げ、タップで退場)

ニシダ 「芸人だバカヤロウ、芸人だバカヤロウ」(入り口でたけしのモノマネ披露。再び会場に入ってきて、記者に向かって記者に媒体名確認後、退場)。

 

※この会見はフィクションです