鎌倉殿の13人:石橋静河が静御前役で大河デビューへ 同じ名前の“伝説の人”「内面の美しさをしっかり表現したい」

NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で静御前を演じる石橋静河さん (C)NHK
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NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で静御前を演じる石橋静河さん (C)NHK

 俳優の小栗旬さんが主演を務めるNHK大河ドラマ鎌倉殿の13人」(総合、日曜午後8時ほか)第17回「助命と宿命」が5月1日に放送される。同回から女優の石橋静河さんが、静御前(しずかごぜん)役で登場。大河デビューを果たす。

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 静御前は源義経(菅田将暉さん)を虜(とりこ)にした都随一の白拍子。北条時政(坂東彌十郎さん)に捕まり悲劇の待つ鎌倉へ……という役どころとなっている。

 石橋さんは3月の出演発表の際、「静御前は伝説の人という印象で、自分に務まるのかと不安になりましたが、1000年近く前に同じ名前の女性が懸命に生きていたのだと思うと、彼女の内面の美しさをしっかり表現したい、と自分の中から力が湧いてくる感じがしました」とコメント。

 また、石橋さんは「義経役の菅田将暉さんと、(義経の正妻・)里役の三浦透子さんのお二人は、役者としてとても頼もしく、一緒にお芝居をしていてすごく楽しかったです」と振り返り、「特に三浦さんとは、女同士の戦いが強烈かつコミカルに描かれていて、カットがかかると二人でつい笑ってしまうような、そんな明るい時間でした」と語っていた。

 「鎌倉殿の13人」は61作目の大河ドラマ。脚本は、2004年の「新選組!」、2016年の「真田丸」に続き3度目の大河ドラマ執筆となる三谷幸喜さんで、後の鎌倉幕府の二代執権・北条義時(小栗さん)が主人公。野心とは無縁だった若者が、いかにして武家の頂点に上り詰めたのかを描く、予測不能のエンターテインメント作だ。

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