タレントの和田アキ子が1日に「アッコにおまかせ!」(TBS)に出演し北海道・知床半島沖で起きた観光船「KAZU1」の遭難事故の謝罪会見について言及した。

 運航会社「知床遊覧船」の桂田精一社長の謝罪会見について和田は「あの社長なんで赤いネクタイだったんでしょうね。誠意が感じられないというか」と首を傾げた。

 番組では朝刊の情報として、国土交通省によると「KAZU1」が事故3日前に受けた日本小型船舶検査機構の検査で通信手段を修理中とされる衛生電話から携帯電話に変更して申請し、船長が「通信できる」と答え検査を通過したことを紹介。しかし、船長が使っていた携帯電話会社は現場海域は通信エリアでないことを公表している。

 また「(船長は)『俺の(携帯会社は)つながらないんだよな』って話していた」という元従業員の証言も紹介した。

 和田は「何を今さらですけど。個人の意見として酷すぎますね、この人の発言。色んな意味で。よく今まで営業できたなと思って。亡くなった人の気持ちになってみたら、色んな意味でもっと違った言い方があると思うんですよ。土下座って心からのお詫び、懺悔とかあるんですけど、そんな風に私は思えないです」と厳しい口調で話した。 
 最後に「今からでも間に合うから遺族の方が納得するようなコメントをよろしくお願いします」と願っていた。