歌手新浜レオン(25)がデビュー記念日の1日、東京・上野で、新曲「ジェラシー~運命にKissをしよう~」のデジタルシングル発売記念イベントを行った。雨の中、会場には約500人のファンが駆けつけ「コロナ禍で苦しい時間でしたが、みなさんおひとりおひとりの応援で4年目のスタートを切ることができました」と感謝した。

この日は、新曲のほかデビュー曲「離さない離さない」と憧れの西城秀樹さんの「ギャランドゥ」の3曲を披露した。デビュー前の19年3月23日に、同じ場所でイベントを行った際にはハト3羽しかいなかったという逸話を残す。「すべてファンのみなさんのおかげです。SNSなどでも支えられました」。

新曲にちなみ、衣装もこれまでのグリーンから、ピンクに変えた。「ジェラシーですからね。ピンクがいいのではと思いました」。作詞は松井五郎氏、作曲はB'zらが所属するビーインググループの創業者の長戸大幸氏。「長戸さんに作ってもらうことが夢でした。野球をやっていたことや、好きな食べ物など、僕をわかってもらって作っていただきました」。

7月6日は同曲のDVDシングルを発売するほか、9月27日には、自身最大規模となるLINE CUBE SHIBUYAでの単独ライブも決定した。「今の僕の知名度では無理という声もありました。でも、挑戦をし、その姿を見てもらうことに意義があると思いました。西城さんのライブの中で、僕が大好きなステージを行った場所なんです」。

千葉県出身で高校球児。千葉ロッテの佐々木朗希投手の活躍に目を輝かせる。「期待されているのに、さらにその期待を裏切る活躍をするのはすごすぎる」。新浜は捕手で、バラエティー番組で二塁への送球が芸能界最速の称号持つ。「千葉マリンで始球式ができたらいいですね。佐々木投手もすごいですけど、松川捕手も素晴らしい。キャッチャーの格好での始球式もいいですね」。

歌手デビューから4年目に入った。「渋谷公会堂でコンサートができたので、NHKホールまであと少しのところまで来ました。年末の紅白歌合戦を目指して頑張りたいですね」。