新たな遺恨勃発だ。1日のDDT横浜武道館大会に、女子のデスマッチ&ハードコアユニット「プロミネンス」が乱入した。

 雪妃真矢&勝俣瞬馬が、赤井沙希、岡谷英樹組とのタッグ戦で勝利を収めた直後だった。両軍がリングから引き揚げようとすると、黒のジャージーに身を包んだ鈴季すず、藤田あかね、柊くるみ、宮城もち改め夏実もちが登場。鈴季は「勝俣、出て来いよ!」と声を荒らげ〝標的〟を呼び出した。

 バックステージに向かおうとしていた勝俣がリングに戻るや、4人は総攻撃を仕掛けて痛めつける。先月の路上プロレス世界一決定戦で鈴季は勝俣に敗れており、その悔しさと怒りが収まらず「こいつ(勝俣)のことを考えれば考えるほど許せなくなってきてしまった。こいつとここで試合を組んでもらうまでは許さねえからな」と言い放ち、マイクを投げ捨てた。

 バックステージに移動してからも腹の虫がおさまらなかったのか「あいつは女子に嫌われるチャラチャラムードが出ているので、そんな勝俣をぶっ潰し来たのでお楽しみに。潰すまでは帰らないので」と止まらなった。今後はあくまでプロミネンスとして〝勝俣狩り〟の機会を狙うという。

 一方の勝俣は「なんで俺が恨まれなきゃいけないの」と困惑。ただし「俺はあいつらを相手にはしません。鈴季すずには勝っているので。会社が試合を組もうとしても拒否します」ときっぱり。このまま逃げ切れるとは思えないが、果たして…。