テレビ東京ドラマ「嫌われ監察官 音無一六」(6日スタート、金曜午後8時)の取材会がオンラインで行われ、主演小日向文世(68)のほか、遠藤憲一(60)、古川雄輝(34)、小野武彦(79)が意気込みを語った。

過去6回の2時間SPを経てのレギュラー化。小日向は「まさか連ドラになるとは。うれしい気持ちでいっぱい」。2時間SP時代は「実質10日」で撮影していたとし「今回は2カ月、みんなと毎日会えるので幸せ。最高のメンバーと毎日大笑いしながら、ファミリーのような時間を過ごせるのが大好き」と喜びを語った。

遠藤は「こんなにおじさん、おばさんがいっぱい出るドラマはない」と笑い、「いちばん若くて30代半ば。おじさんおばさんたちがガヤガヤやってる不思議なドラマです」とPRした。

古川は「最近は現場で僕がいちばん先輩になる機会が多かったのですが、ここでは気付いたらいちばん後輩になっていて」と大笑い。すでに出来上がっているチームに初参加することになったが、「温かく迎えてくださって、楽しく、真剣に撮影に挑んでいます」と手応えを語った。

嫌われても自分の正義を貫く、という主人公のキャラクターにちなみ、「譲れないこだわり」についてトークを展開。小日向は「自宅が唯一リラックスできる場所なので、撮影が終わったらすぐ帰るし、地方ロケに行っても日帰りするのがこだわり」。昨年、新型コロナの感染拡大により自粛期間が2カ月に及んだ際も「2日しか家から出なかった」とし、「家でじっとしていても飽きない」と話した。

作品について「刑事ものだが、警察を監視する監察官という、ありそうでなかったお話。ひと味違ったドラマになっていると思うので、ぜひ楽しんでください」とメッセージした。【梅田恵子】