国際政治学者の三浦瑠麗氏が3日、同局系列の朝の情報番組「めざまし8」に生出演。ロシア軍のゲラシモフ参謀総長がウクライナ東部の前線を訪問したことについて、コメントした。

 1日の米ニューヨーク・タイムズ紙によると、ロシア軍のゲラシモフ参謀総長は、ロシア軍が基地として使っているウクライナ東部イジュームの学校を訪問。

 ウクライナ軍はこの学校を攻撃し、ロシアの将官を含む約200人が死亡した。ゲラシモフ参謀総長はすでに現地を出発後だったという。

 三浦氏は「アメリカはまさにこれを企図している。実際、アメリカの国防長官が語っているところでは、ロシア軍の弱体化をなるべく目指したいと。ロシアの侵攻から始まった戦争に対して、呵責ない反撃を加えることによって、経済も軍もなるべく弱体化させておく。ロシアが全面的に引かない限りは、戦況が悪化して激化していくことが予見される」と述べた。