お笑いコンビ「霜降り明星」の粗品(29)がついに〝禁断の兵器〟を手に入れた。

 2日、自身のユーチューブチャンネルを更新。再三にわたりユーチューブ側に要求していた「スーパーサンクス機能」が実装されたこと明かし、喜んだ。

 粗品は冒頭から「ついにスーパーサンクス機能がつきました! やった~」と狂喜乱舞。スーパーサンクス機能とは、動画版のスパチャ(投げ銭)を指す。

 これまで粗品はユーチューブ生配信時にスパチャ機能を利用してきたが「もうしんどいねん。めんどうくさい」と悪態。スーパーサンクスにより、通常動画に投げ銭可能となったことで、動画の間に広告を挟める8分以上の尺を意識する必要がなくなったと強調した。

 粗品は「皆さん、是非送ってくれ、お金!」「太客たちよ、頼むでぃ」と呼びかけ。これまで太客以外を「カス」扱いしてきたが「あったかいユーチューブにしようぜ!」「だからお金送ってください」と笑顔で訴えた。

 今回の動画からスーパーサンクス機能が実装されており、実際に送金した人のコメントには色がつき、送金額も表記される。コメント欄をのぞくと、それなりに送られていることがわかる。

 粗品と言えば、ギャンブルにおける生涯収支がマイナス1億円を突破し「マイ億君」を名乗っている。とりわけ、競馬では粗品の本命馬がことごとく馬券外に飛ぶことから、ネット上で「粗品の呪い」と呼ばれる始末。4月30日に行われたGⅠレースの天皇賞・春でもマカオンドールを本命にし、豪快に圏外にふっ飛ばした。

 しかし、今後はその動画にもスーパーサンクス機能でファンが送金できるようになった。

 GⅠレースの予想において、粗品の本命馬を無条件で消せることは大きなアドバンテージ。動画のコメント欄にはすでに「毎週消し馬を必ずあげてくれるとこ、大好きです」というメッセージとともに、5000円の送金があった。

 お笑い関係者は「スーパーサンクスは粗品にうってつけの機能。ギャンブルによる莫大な借金を公表していることもあり、人助け感覚で投げ銭する人が出てくると思う。粗品がえらい上機嫌なのもうなずける」と語る。

 動画の最後で粗品は「皆さん、僕の税金助けて下さい。またねー、バイバーイ」と見たこともない笑顔で締めた。粗品が新たなステージに突入したことだけは間違いない。