映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」(4日公開、サム・ライミ監督)のワールドプレミアが3日(現地時間2日)、米ロサンゼルスで行われ、主演俳優ベネディクト・カンバーバッチ(45)らが登壇した。

元天才外科医で最強の魔術師ドクター・ストレンジの活躍を描くシリーズ第2弾。ベージュのスーツで登場したカンバーバッチは「観客やファンの方々と一緒に映画を観ることができることにとてもワクワクしています。映画にとってそれが一番大事なこと。ずっとそうすることを熱望していました!」と喜びを語った。

同作は6日の全米公開に先駆け、日本では4日から公開される。カンバーバッチは日本のファンへ向け「君たちはその他の全世界の人たちよりも早くこの映画を見ることができるんだ。その特典を存分に楽しんでもらいたいと思う。でも、見たことを全て秘密にしたままにしておいてほしい。映画を見て気に入ったら、気に入った、好きだという言葉は拡散してほしいけど、どうして好きなのかは言っちゃだめだよ!」とメッセージを送った。

イベントには共演したエリザベス・オルセン、ベネディクト・ウォン、ソーチー・ゴメス、そしてサム・ライミ監督ら豪華メンバーが集結した。オルセンは「こういうプレミアってもうずいぶん長い間、私自身は参加していなかったから、すごくいい気分です。こうやって観客やファンの方々と直接おめでとうと言いあえるような経験ができることは、とても気持ちがいいことです」と語った。