本来のリズムがなかなか取り戻せない。DeNAのフェルナンド・ロメロ投手(27)が3日の中日戦(横浜)に先発したものの4回2/3を100球、7安打3四死球4失点と振るわない内容で今季3敗目を喫した。

 この日も試合をつくれなかった。ソトの先制打で2点の援護を得た直後の3回に自らの野選と悪送球、さらにビシエドに中前適時打を浴びるなど、3点を奪われてアッサリと引っくり返された。

 5回にも高橋の中前適時打で突き放され、途中降板。4失点KOとなった助っ人右腕は「立ち上がりはゾーン内に投げられ良かったのですが、維持することができませんでした。練習のブルペンから安定性を求めて取り組んでいきたいです」と振り返った。

 今季6試合の先発登板中、直近5試合は連続で4失点以上となっており、苦しいマウンドが続いている。

 チーム全体の防御率も4・00とリーグワーストの〝定位置〟は変わらず。一刻も早く悪い流れを断ち切りたい。