広島の新助っ人左腕、ニック・ターリー投手(32)が3日の巨人戦(マツダ)の12―3の9回に来日初登板した。先頭の代打・八百板は一ゴロ。岸田には安打されたが、代打・香月を右飛、中山を捕邪飛に仕留めて試合を締めた。

 ターリーはこの日、一軍選手登録をされたばかり。「今日は投げるかもしれないと準備して(ブルペンに)電話がかかってきたので、急だったわけではない。結果的に良かったと思う」と笑顔を見せた。

 最速は154キロだったが、ターリーは「アウトを取ることが投手にとって必要なこと。そこにこだわりたい」と気にしなかった。そして「チームが勝てたことが一番良かった。そしてホームスタジアムで投げられたのが良かったと思う」と話した。