大御所芸能人・明石家さんまの〝神対応〟エピソードが最近、立て続けに明らかになった。テレビで見せる気さくで明るいキャラがプライベートでもとは、まさに〝タレントの鑑〟だ。

 大阪在住男性が4月中旬、さんまとの自撮りツーショットを自身のツイッターに投稿。仕事の休憩中、書店へ行こうとする途中に遭遇し、声を掛けたようだ。写真で満面の笑みの男性は「めちゃめちゃええ人でオシャレやった! 鳥肌やばかったです笑 いい1週間になりそう」とツイート。

 男性と同じくさんまとの写真をインスタグラムにアップしたのが宮迫博之だ。都内で経営する焼き肉店「牛宮城」にさんまが来店したもので、宮迫は「出会った頃からずーーーっと優しい 尊敬&大好き」とコメントした。

 さんまの気前のよさは現場でも。2008年夏の「FNS27時間テレビ!!」で総合司会さんまの愛車ベンツを、鬼瓦権造(ビートたけし)がペンキまみれに…というイタズラがあった。

 フジテレビ関係者は「予想以上にやっちゃって、革のシートとか車内まで絵の具まみれ。後で拭いたけど、乗って帰れないくらいヒドく、たけしさんからも『ゴメンな』と言われた。なのにさんまさんは『おもろかったからええよ~。もう(車を)売るからええねん』と怒りもしなかった。なんて度量の広い人だろうと思った」と明かす。

 かく言うこの関係者は、さんまを「番組回しの王様。誰もが〝また一緒に仕事したい〟と思う、ホントすごい人」としみじみ語っていた。

 マスコミに対するサービス精神も旺盛で、自宅前で張り込んでいる記者を素通りすることはしない。車で帰宅し、本来ならばスルーしてもいいところを、さんまはわざわざ記者の横に車を止め、窓を開け「なんや!」「どこの社や!」と聞く。言葉は荒めだが、ノーコメントで終わらないのだから、張り込んでいる記者は大助かりだ。

「これもさんまさん流の気遣いですね。仕事とプライベートのオンオフがないのは本当。ずっと喋ってますね(笑い)」とはお笑い関係者。
 
〝お笑い怪獣〟はスケールでも他の追随を許さない。