歌手のASKAが3日、自身のブログを更新し、一部女性誌の報道を否定した。

 発端は週刊女性の「ASKAがスタッフに勧める『効かないどころか危険』なコロナ予防薬」などと題された記事。ASKAが新型コロナウイルスの治療薬として、ツアーメンバーに「イベルメクチン」を推奨しているという内容だ。

 イベルメクチンは、寄生虫が原因で失明などが引き起こされる感染症の特効薬で、新型コロナの患者にも有効な可能性があるとする一方で、現時点では治験段階で明確なデータは示されていない。週刊女性はイベルメクチンの副作用などを並べ、ASKAに警鐘を鳴らしている。

 これにASKAはブログでイベルメクチンの効能をアピール。ツアーメンバーにイベルメクチンの服用を〝強制〟したと報じられたことに対しては「僕は、ツアースタッフに使用を強制していない。誰もが自分の身体です。不要不急中の最中、僕は多くの方と会い続けていました。それは、ここでも隠さなかった。必要なことだったからです。それをスタッフは見ていた。いくら僕が勧めても飲む飲まないは個人の判断です」と否定した。

 その上で「ツアーレギュラースタッフ50人、僕らは第6波の始まりと共に全国を回りました。
約4ヶ月間、誰一人感染者は出なかった。すごいでしょう? 事実を語っただけです」とつづった。