ソフトバンク・藤本博史監督(58)が4日、コリン・レイ投手(31)の中継ぎ転向プランを明かした。直近2試合の先発で5回持たずの降板が続いているレイは、次回登板が未定の状況。オリックス戦(ペイペイ)前の取材で、助っ人右腕の今後の処遇について明言した。

 指揮官は「ちょっと中継ぎに入るかも。森がいない中で、後ろが勝ち続けたら連投になってしまう。3連投させたくないっていうのがある」とリリーフ陣の台所事情と方針を説明。

 その上で「本人から中継ぎに入ってもいいと。中にハメるんじゃなくて、中に入ってまた先発というのも本人はできると。中継ぎから1週間後に先発(というパターン)も『俺は行ける』と言ってくれたんで。それやったら心強い」と、本人からの一時的なリリーフ転向希望を受け入れた。

 レイは今季ここまで4試合に先発して1勝2敗、防御率8・35と苦しんでいる。昨季から通算10試合に登板しているが、すべて先発。昨夏に家族の事情で一度退団するも、強いホークス愛を貫いて再加入した優良助っ人は、復調のヒントをつかめるか。