【ノースカロライナ州グリーンズボロ発】〝女帝〟アスカ(40)が早くも復帰後初勝利を挙げた。

 昨年7月のPPV「マネー・イン・ザ・バンク」に出場した後、欠場を続けていたアスカは先週のWWE・ロウ大会に電撃登場。現地メディアによれば、左肩を負傷していたと見られている。

 この日のロウ大会でアスカはリブ・モーガン、ビアンカ・ブレアと組み、6人タッグ戦でベッキー・リンチ&ソーニャ・デビル&リア・リプリーと激突。

 序盤にアスカは「やったるわ! やったるわ!」と鼻ピンや裏拳、ハイキックで因縁のベッキーに攻め込んだが、すべてかわされてしまう。

 中盤にはアスカがショルダータックルからスープレックやスライディングニーでソーニャに攻め込み、「いくぞ~」とリブと連係した得意のヒップアタックを発射。ブランクを感じさせない動きを見せた。

 その後は6人が入り乱れる展開に。アスカがベッキーに裏拳を放つと、最後はリブがレフェリーに抗議しているソーニャにオブリビオン(変型フェースバスター)を叩き込んで3カウントを奪取した。

 復帰後初勝利を収めたアスカは試合後、自身のツイッターで「イエス、私たちが勝利した! リブ、ビアンカありがとう!」とパートナーに感謝の言葉を送った。この勢いなら、早期のタイトル戦線復帰も見えてきそうだ。