AKB48の第17期研究生11人が4日、東京・秋葉原の専用劇場でお披露目された。

 AKBとして単独オーディションは4年半ぶり。平均年齢17歳のフレッシュな顔ぶれとなった。

 最年少14歳・中学3年生の畠山希美(14、埼玉県出身)は「幼稚園のころから好きだったアイドルになれたことが今でも信じられません。自分らしくキラキラと輝けるアイドルになりたいです。AKB48の名に恥じないように、これから頑張っていきます」と初々しく決意した。

 お披露目に同席したグループ最年長の柏木由紀(30)は、2006年に加入した3期生。当時、鹿児島から上京した自身の姿を重ねて「こんなにしっかり意気込みとかを話せなかった。しっかりしてて頼もしい」と満足げ。グループ総監督の向井地美音とともに最終審査も見守ったことを明かし「オーディションの時から本当にかわいくて仕上がっていました。私たちの時は『田舎から出てきた中学生です!』って感じの子が多かったけど、まだまだ原石がたくさんいるんだなと思ってうれしかった」と驚いた。

 報道陣から「17期生は娘のような存在?」と向けられると、柏木は「妹くらいでもいいですか(笑い)。でも、お母さんでもお姉ちゃんでも何でも大丈夫です。気軽に話しかけてきてほしい」と笑顔。先輩としてのアドバイスについては「私もアイドルがすごく好きで入ってきた。意外と目標を決めすぎないというか、これを絶対やるぞってなると、そこに向かって頑張ることも必要だけど、なかなかうまくいかないことも多いので。私は楽しいことを楽しんでやっていれば、気づいたらここまでいたので、みんなにもあまり気負わずに日々を楽しんでほしい」とエールを送った。

 17期最年少の畠山は、柏木加入時はまだ生まれる前。〝レジェンド〟とも言える柏木の印象を聞かれると、畠山は「お世辞とかではなくて、本当にお若く見えて…。テレビの画面で見るより、生で見ないと後悔するくらいかわいくてビックリしてます!」と絶賛。これに柏木は笑顔で「小刻みに震えているんですけど」と緊張ぶりを伝え、報道陣を笑わせた。