ジャニーズグループ・KAT―TUNが4日、東京・代々木第一体育館でライブツアー「KAT―TUN LIVE TOUR 2022 HONEY」の2日目を行った。昼夜の2公演だった。

 いつも地方公演ではホテル泊まり。食事はルームサービスで、オンオフのスイッチは完全に入りっぱなしだ。しかし、今回は4年ぶりの東京公演。

 ライブのMCで亀梨和也は、中丸雄一と上田竜也に「昨日の夜はどうしてた?」と問いかけた。というのも、プロ意識が強い亀梨にとって、ライブ後に自宅に帰り、素の亀梨和也に戻るという行為が〝非日常〟だからだ。

 中丸は「ケータリング持ち帰って家で食べました」、上田は「オレは出前をとったかな」。

 その答えを受け、亀梨は「東京だとなんか戸惑うよね。いつもはホテルのルームサービスだけど、前日に仕事終わって自宅に帰るじゃん。地方ではホテルに泊まってずっと〝亀梨〟を保てるのに、家に帰ると素の亀梨になっちゃう。朝起きて、あー、今日(3日)は夜公演だけだからゆっくりできるなーと思いながら、植物に水あげてたら、『あっ、亀梨和也にならなきゃ』と思ってあせった」と明かし、会場を笑わせた。

 実は東京公演というのは、ジャニーズメンバーにとってもある種のやりにくさがあるそうだ。

 実際、中丸は「東京公演って関係者がいっぱいいるから、MCでも猫かぶっちゃうんだよね」と話している。地方公演では、取材記者やカメラが入らないため、のびのびとした姿を見せているというのだ。しかし、東京公演ではライブDVD撮影やスポーツ新聞とワイドショーの取材が入るため、〝ムダなMC〟ができず、かっちりしたライブになってしまうのだという。