女子バスケットボールのWリーグ・オールスター戦が5日、東京・代々第二体育館で開催され、国内女子アスリートによるスペシャルイベント「シューティング王決定戦」が行われた。

 このイベントはバスケ以外の競技の女子アスリートによるシュート合戦。引退した選手、昨夏の東京五輪、今年2月の北京五輪で活躍したオリンピアンら9人がコートに登場し、持ち時間内でどれだけシュートを決められるかを競った。

 優勝したのは体操女子で五輪2大会出場の寺本明日香さん(26)だった。身長142センチと小柄ながらコツコツと得点を重ねて12点を獲得。抜群の運動神経を生かして見事に頂点に立った。

 2位(10点)はバドミントンのリオ五輪代表の栗原文音さん、3位(9点)は元バレーボールのロンドン五輪銅メダルメンバーの迫田さおりさん。いずれも引退したオリンピアンがトップ3を形成した。

 また、東京五輪ボクシング女子初の金メダルを獲得した入江聖奈(日体大)はスリーポイントを果敢に狙ったが6位(6点)。北京五輪代表で4月に現役引退したスピードスケート女子平昌五輪2冠の高木菜那さんも同点(6位)だった。

 参加9人の順位と得点は以下の通り(敬称略)
 
 優勝(12点)=寺本明日香(体操)

 2位(10点)=栗原文音(バドミントン)

 3位(9点)=迫田さおり(バレーボール)

 4位タイ(8点)=青木愛(アーティスティックスイミング)

 4位タイ(8点)=宮間あや(サッカー)

 6位タイ(6点)=入江聖奈(ボクシング)

 6位タイ(6点)=高木菜那(スピードスケート)

 8・9位(4点)=冨田せな・るき(スノーボード)