元プロ野球選手でタレントの長嶋一茂が6日、「羽鳥慎一モーニングショー」(テレビ朝日系)に出演。熊本の秀岳館高校サッカー部の30代コーチによる暴行動画が流出した件を取り上げた。

 4月20日にコーチが部員の背中や足を蹴る動画がSNSにアップされ拡散。翌日には部員11人が登場する謝罪動画がアップされたが、批判が殺到して削除されていた。

 同校は5日に会見。このコーチによる部員への暴力行為を24件確認したと明かした。また、謝罪動画の内容について段原一詞監督が指示していたともいう。

 長嶋は「基本的に暴力はダメ。あと監督の対応ですよね。これは恫喝まがいの卑劣な火消し。こんなことを教育者がやっているのは親御さん生徒含めて、この高校かわいそうだなと思います」と批判した。

 その上で対策を指摘。「やはりチェックをしていかないといけない。ライセンス職業なんで、1回教職員の免許を取ったらこれでよしなんてことはない。半年に1回とか年に1回とかPTAとか教育委員会、親御さんとかが先生と生徒たちの間でどういうようなコミュニケーションが取られているか確認していかないといけない時代になった」と持論を述べた。