俳優の香川照之が6日、金曜MCを務める「THE TIME,」(TBS系)で、日本時間同日未明から早朝にかけて行われた米メジャーリーグの試合で投打に大活躍したエンゼルスの大谷翔平について語った。

 大谷は敵地フェンウェイ・パークでのレッドソックス戦に3番・投手として出場。投げては11三振を奪って7回を無失点で3勝目、打っては2安打1打点とファンを沸かせた。歴史ある同球場で先発投手が4番までの上位打線に名を連ねるのは、二刀流の大先輩ベーブ・ルース以来103年ぶりのことだった。

 この試合のニュースに香川は「レッドソックス時代のベーブ・ルースの聖地フェンウェイ・パークで結果を出したというのは大きいですよ」と価値の大きさを指摘。「僕がベーブ・ルースだったら絶対ここにいます、見てます」と続けた。

 大谷の2打席目、あとわずかでスタンドインの安打は、相手中堅手が太陽光に影響されて打球の行方を見失った。香川はこれに「絶対ベーブ・ルースあたりがこうやってるんじゃないか」と亡きルースの〝神の手〟があったと示唆。第4打席の左翼フェンス直撃ヒットにも「パネルがボーンと落ちたのは、だいたいベーブ・ルースあたりがポンとやってるんじゃないかと思うんですね」。

「いらっしゃいました。絶対見てらっしゃいましたよ、ベーブ・ルースさん」とルースの見守りを信じる香川に、江藤愛アナウンサーは「想像力がすごい」と語った。