ドイツ1部EフランクフルトのMF鎌田大地(25)が、欧州複数クラブから熱視線を送られている。

 鎌田は、5日(日本時間6日)にホームで行われた欧州リーグ(EL)準決勝第2戦ウェストハム(イングランド)戦にフル出場し、1―0の勝利に貢献。チームは2戦合計3―1で決勝進出を決めた。ここまで準々決勝第2戦バルセロナ(スペイン)戦で決勝点をアシスト、準決勝第1戦でも決勝点を決め、EL今季5ゴール(通算11得点)と大舞台で勝負強さを発揮した。

 そんな中、英メディア「フットボール・インサイダー」は、イングランド・プレミアリーグのリーズが今夏の獲得を狙っていると報じた。リーズのジェシー・マーシュ監督が、ライプチヒ(ドイツ)を指揮していたときから鎌田の創造性あふれるプレーを高く評価しており、チームはEL準決勝第2戦にはスカウトを派遣したという。ただリーズは残留争いに巻き込まれており、来季もプレミアリーグに残れば、現実味が増してきそうだ。

 また、イタリアメディア「カルチョメルカート・コム」によると、セビリア(スペイン)も興味を示しているという。さらに、かねて鎌田のリストアップを報じられたACミラン(イタリア)も候補だろう。18日にレンジャーズ(スコットランド)と対戦するEL決勝での活躍次第では、大争奪戦に発展するかもしれない。