元衆議院議員でコメンテーターの金子恵美氏(44)が6日、「第14回ベストマザー賞2022」の「政治部門」を受賞し、都内で行われた授賞式で、金子家の親子関係について話した。

現在6歳の長男を持つ1児の母。普段は知的で冷静なコメントで知られるが、「母親の役目に100点満点はあるのか自問自答を繰り返していました。ジレンマを抱えながら、母親は成長していくものなのかなと子育てを通して、学びました」とママの顔をのぞかせた。選挙落選後に落ち込んでいたときに「子どもの目を見て語りかけ、成長を間近で感じ、純真無垢(むく)な笑顔を見ているうちに自然と笑顔になれました。励まされて、子どもの存在は偉大だなと感じました」と笑顔を見せた。

授賞式の前日のこどもの日は甘く、いろんな希望をかなえたと話した。「一番したいことは何だろう?」と考えて「私は週末鎌倉に住んでいるので、鎌倉の海や自然に触れさせたり、公園でひとしきり遊んで、食べたいものを食べさせてあげました」と明かした。

今後は「全ての母親の幸せの本質・尊さ」を社会に伝えていきたいといい「家庭のぬくもりと子どもの笑顔、母親の幸せを奪う戦争には断固反対です」と昨今のウクライナ侵攻についても触れた。

同賞は、一般社団法人マザー協会が「ママの多様性、子育ての多様性」をテーマに、08年から開催。今回はほかに、芸能部門を広末涼子(41)、音楽部門を鈴木亜美(40)スポーツ部門を荒木絵里香(37)、文化部門を近藤千尋(32)がそれぞれ受賞した。