イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドに所属するウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニ(35)が、ポルトガル代表FWクリスチアーノ・ロナウド(37)の古巣復帰について率直な思いを明かした。

 昨オフは、ボカ・ジュニアーズ(アルゼンチン)へ移籍する可能性があった中、マンチェスターUと1年の契約を選んだ。それが発表されたのは昨年5月だったが、同8月28日にC・ロナウドの電撃復帰が発表された。

 カバーニはそのときのことを、スポーツメディア「ESPNブラジル」に、こう語った。「マンチェスターUがクリスチアーノと契約したのは良いことだと思った」とした上で「最初にしたことは(マネジャーの)兄に電話して、『フェルナンド、もしこれが1週間前に起こっていたら、他のクラブと契約するように頼んでいただろう』と言ったんだ。彼とプレーしたくないわけではなかったけどね」

 自身のポジションがおびやかされる可能性のある選手が加入したのだから、当然のリアクションだろう。実際、Cロナに背番号7を譲り、ピッチ上のパフォーマンスも負傷などもあって公式戦18試合で2ゴール。スーパースターの陰に隠れてしまった感は否めない。

 今後は6月いっぱいで契約が満了するため、そのまま退団する見通し。ボカ・ジュニアーズ入りが再浮上しているほか、欧州にとどまる可能性もあるという。