「第14回 ベストマザー賞」授賞式が6日、都内で行われ、政治部門で受賞した元衆院議員でコメンテーターの金子恵美氏が出席した。

 金子氏は1児(6歳の長男)の母で、出産後すぐ総務大臣政務官として政権の中枢でバリバリ働いていた。政治家と母親のどちらを優先すべきか悩んでいたことを告白した。

 2017年の総選挙では落選したが、この時に救いとなったのが長男の存在だった。「純真無垢な笑顔を見ているうちに自然と笑顔が出てきました。子供というのは偉大だなと思いました。子育てというのは幸福感と充実感を得られると思います」

 スピーチの最後には、ウクライナ情勢にも言及した。現地の子供たちも被害を受け生命の危機に瀕している中、必死に子供たちを守ろうとする母親の立場を思うと「同じ母親として胸が張り裂けそうです」。戦争には「断固反対」とし、世界平和を願った。

 授賞式の最後には日本マザーズ協会特別顧問の参院議員、蓮舫氏が登場した。「いま育児をしている人のストレスを少しでも少しでも和らげることができればと、今日受賞されたみなさま方にはそれぞれのフィールドで発信していただければと思います。子供は未来です。その子供たちにどうかもっともっと社会が温かい眼差しを向けてくださることを心からお願いを申し上げ、私から受賞された皆様方へのお祝いと代えさせていただきます。改めておめでとうございました」とスピーチした。