女優・広末涼子(41)が「第14回 ベストマザー賞」を受賞し、6日に都内で行われた授賞式に出席した。

 広末は2004年に結婚・出産し、現在は3児のママだ。第1子出産当時はまだ23歳と若かった。「私が18年前、結婚・出産を経験した年にはまさかこんな名前の賞をいただけるなんて思ってもいませんでした」と驚き、喜んだ後、当時抱いていた本音を告白した。

「(出産により)お仕事から離れなければならない選択をする際、いろんな方からもいろんな意見をいただき賛否もあったんですけど、その時に『どうして女性だからって結婚か仕事かを選ばなければいけないんだろう』と疑問がありました」

 当時の芸能界では人気絶頂の女優が若くして結婚、出産というのは珍しかった。

「復帰は難しいかなとか、いろいろな不安がある中で、ある意味自分が先駆者的に子育てをしていても女優さんはできるんだと立証できたら、この業界だけではなくて、どういうお仕事でも女性が子育てをしていきながら活躍できる場が開けていけるんじゃないか、そういう風に思ってまいりました」と当時の決意を明かした。

 先日、子供たちからは一足早い母の日として花をプレゼントされたという。

「私の今があるのは子供たちの存在のおかげだと思います。やっぱり子供の存在が原動力になって勇気になって力になってくれたかということは、世の中のお母さんたちは同じように感じられると思う。お仕事を頑張りながら子育てをしているママたちを応援していきたいと思います」と笑顔で語った。