中山美穂(52)が7日、東京・新宿バルト9で行われた映画「死刑にいたる病」(白石和彌監督)公開記念舞台あいさつに登壇予定だったが、体調不良のため急きょ、欠席した。

この日は阿部サダヲ(52)岡田健史(22)、三代目J Soul Brothers岩田剛典(33)が登壇した。阿部は世間を震撼(しんかん)させた連続殺人事件の犯人・榛村大和、岡田は大学生の筧井雅也、岩田は謎の男・金山一輝を演じている。

「死刑にいたる病」は、作家・櫛木理宇の同盟小説の実写化作品。理想とは程遠い大学に通い、鬱屈(うっくつ)した日々を送る筧井雅也(岡田)の元に、ある日、世間を震撼させた連続殺人事件の犯人・榛村大和(阿部)から1通の手紙が届く。24件の殺人容疑で逮捕され、うち9件の事件で起訴、死刑判決を受けた榛村は犯行当時、パン店を営み、中学生だった雅也もよく店を訪れていた。手紙に書かれていた「罪は認めるが、最後の事件は冤罪(えんざい)だ。犯人は他にいることを証明して欲しい」という榛村の願いを聞き入れた雅也は、事件を独自に調べ始めるが、想像を超えた残酷な真相があった。

中山は、岡田が演じた雅也の母・衿子を演じた。