イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドが、フランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)のブラジル代表FWネイマールの獲得に動いている。

 ネイマールはPSGと昨年、契約延長したばかりだが、クラブ側は最近のパフォーマンス低下やピッチ外でたびたび騒動を起こしている状況を問題視して、今夏の放出も視野に入れている。

 これまでニューカッスルなどが獲得に関心を見せているが、新たに名門が動き出した。

 スペインメディア「ミオトラリーガ」は「数週間の間にPSGは欧州のいくつかのビッグクラブからオファーを受け取り、可能な移籍先を分析している。彼の巨額の給料や体形の悪さで話が進んでいないが、テンハグ監督はネイマールが来季マンチェスターUで立ち上げるプロジェクトを強化すると考えている」と報道した。新体制を迎えるイングランドの名門が、ブラジル代表のエースにチーム再建を託そうとしているのだ。

「いくつかの情報によると、レッドデビルズ(マンチェスターUの愛称)は(移籍金で)最大1億ユーロ(約138億円)を払うことをいとわない。ブラジル人を追い払うための最良の選択肢となりそうで、PSGも納得する額となりそうだ」と指摘。マンチェスターUではエースFWクリスチアーノ・ロナウドの残留の可能性が高まっており、スーパースターによる強力コンビが実現なるか注目が集まる。