モデルの嵐莉菜(18)が7日、都内で、映画初出演にして主演を務めた「マイスモールランド」(川和田恵真監督)の公開記念舞台あいさつに自身の家族と登壇し、家族愛を語った。

イベントには、映画にも出演した嵐の家族、アラシ・カーフィザデー、リリ・カーフィザデー、リオン・カーフィザデーも登壇。家族はオーディションを勝ち抜いて出演した。嵐は「本当に普段だったら信じられない光景で、家族にとって貴重な経験だと思っています」と、イベントでの共演に照れ笑いを浮かべた。

奥平大兼(18)は、会う前に弟リオン君がかわいいといううわさを何回も聞いたという。「『リオン君がすごいかわいい』って聞いていて。どんな子がいるんだと思って現場に行ったら、かわいい子がいて。あんなに語られるくらいかわいいなって思いました」と納得の表情。嵐は「すっごくかわいくて、こんなところがかわいいんだよってアピールしていました」と溺愛ぶりを明かした。

同作は在日クルド人の少女が、在留資格を失ったことをきっかけに“自分の居場所”に葛藤し、成長していく姿を描いた。今年2月、第72回ベルリン国際映画祭にて、日本初となる「アムネスティ国際映画賞スペシャル・メンション(特別表彰)」を授与された。